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「鉄の女」サッチャー元英首相が認知症、娘が語る

2008年8月26日

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 [ロンドン 25日 ロイター] かつて「鉄の女」と呼ばれ、最も手ごわい政治家の一人として知られたマーガレット・サッチャー元英首相が、7年前から認知症を患っていることが分かった。

 サッチャー元首相の娘、キャロル・サッチャーさんによると、82才になったサッチャー元首相は物忘れをすることが多く、同じことを繰り返し聞くという。キャロルさんは新聞に連載している回顧録で「調子の悪い日は、ひとつの文を言い終えないうちに、何を言っていたか分からなくなることもある」と書いている。

 サッチャー元首相は、軽い発作が続き、医師から人前で話すのを控えるようアドバイスされた2002年以降、ほとんど公式の場に出なくなっていた。

 キャロルさんが最初にサッチャー元首相の認知症の兆候に気付いたのは、元首相が75才のとき。昼食の席での会話で、フォークランド紛争とボスニア紛争を混乱しているのを聞いた際だったという。

 キャロルさんはそのとき「いすから落ちそうになった」と、来月出版される本に書いている。「母が言葉や記憶を取り戻そうと苦しんでいるのが信じられなかった。母は75才だったけれども、私はいつも彼女は年齢や時など関係ない存在だと思っていたからだ」とも記している。

 キャロルさんはまた、過去数年間で最もつらかったのは、2003年に父のデニス・サッチャー氏が他界したときだったと書いている。サッチャー元首相がデニスさんが亡くなったことを忘れてしまうたびに、キャロルさんは、何度も最悪の知らせを伝えなければならなかったからだという。

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