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イスラエルのガザ支援船団拿捕で9人死亡、安保理が緊急会合

2010年6月1日

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 [エルサレム 31日 ロイター] イスラエル軍は31日、支援物資を乗せてパレスチナ自治区ガザに向かっていた国際船団を拿捕(だほ)した。少なくとも9人の親パレスチナ活動家が死亡し、船団への支援活動が広がっていたトルコや欧州諸国はイスラエルを強く非難。国連安全保障理事会は緊急会合を招集した。

 6隻の船団には約700人が乗船し、支援物資1万トンが積まれていた。急襲を受けたのはトルコ船籍で、トルコ政府はイスラエルの行為を公海上での「テロ」として非難。支援物資を提供していた欧州連合(EU)は事件の調査を要求するとともに、ガザの封鎖解除を求めた。

 オバマ米大統領は死者が出たことに遺憾の意を表明し、早期の事実解明を望んでいると述べた。

 イスラエルのネタニヤフ首相は1日に予定していたホワイトハウスでのオバマ大統領との会談を取りやめ、訪問先のカナダから急きょ帰国を決定。事件に遺憾を表明した上で、イスラエル軍は殴る、刺すなどの攻撃を受け、発砲の報告もあるとし、自衛の必要があったと主張した。

 イスラエル軍高官によると、急襲を受けたトルコ船籍の「マビ・マラマラ」号には600人近くが乗船、トルコ人をはじめとする9人の活動家が死亡した。また、軍当局によれば、イスラエル兵7人、活動家20人が負傷した。

 中南米を公式訪問中だったトルコのエルドアン首相はイスラエルの行為について「国際法の原則に完全に反する。国家による非人道的なテロだ」として非難。急きょ帰国の途に着いた。トルコは駐イスラエル大使を召還し、計画されていたイスラエルとの合同軍事演習も中止した。

 事件を受けてトルコや欧州諸国ではイスラエルに対する抗議デモが起きている。

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