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鳥インフル致死率、WHO発表よりはるかに低い=米研究

2012年2月24日

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2月23日、WHOが約60%とする鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)の致死率は、実際にははるかに低いとする研究結果が米科学誌サイエンス(電子版)に発表された。写真はインドで2008年撮影(2012年 ロイター)

 [ニューヨーク 23日 ロイター] 世界保健機関(WHO)が約60%とする鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)の致死率は、実際にははるかに低いとする研究結果が23日、米科学誌サイエンス(電子版)に発表された。

 この研究は、ニューヨークのマウント・サイナイ医科大学でウイルス学を研究するピーター・パレス氏らのチームが行ったもの。同氏らは、WHOが鳥インフルエンザの感染者数を低く見積もって致死率を算出したと指摘。具体的な致死率は示していないが、研究結果の数字に基づけば、1%以下になるとみられる。

 WHOは60%という数字は正しいとしており、パレス氏らの研究が誤ったデータに基づいていると指摘する科学者もいる。WHOによると、23日現在、鳥インフルエンザウイルスに感染した患者数は586人で、うち346人が死亡。致死率は59%となっている。

 鳥インフルエンザをめぐっては、米国が犯罪者などの手に渡れば大量殺人につながる恐れがあると主張し、サイエンスと英ネイチャーが2つの研究論文の発表を見合わせている。また、米国とオランダの研究者らが研究の一時停止で合意したほか、先週開かれたWHOの会議でも、研究によるリスクの評価が終わるまで論文公表を控えることが合意された。

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