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スペインのカタルーニャ州で大規模デモ、「中央政府が富を搾取」

2012年9月12日

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9月11日、スペインのカタルーニャ州の州都バルセロナで、経済危機に苦しむ中央政府から富を搾取されているとして、数十万人に上る民衆が自治権拡大を要求してデモを行った(2012年 ロイター/Albert Gea)

 [バルセロナ 11日 ロイター] スペインのカタルーニャ州の州都バルセロナで11日、経済危機に苦しむ中央政府から富を搾取されているとして、数十万人に上る民衆が自治権拡大を要求してデモを行った。

 カタルーニャ州はスペインで比較的裕福な州だが、スペインからの分離独立を求める勢力は以前から存在しており、今回のスペインの経済危機が、そうした動きを煽る形となっている。

 デモ参加者の数について、中央政府は約60万人だとしているが、カタルーニャ州の警察は150万人に達したとしている。

 警察当局によると、デモは夜になって解散し、負傷者や逮捕者はなかった。

 カタルーニャ州の人口はスペイン全体の15%だが、経済規模は20%を占めている。

 ユーロ圏債務危機の影響でスペイン経済が急激に悪化する中、カタルーニャ州では、中央政府から受け取る恩恵に比べ、税金として支払う金額が数十億ユーロも多いとの不満が広がっている。

 州政府が人員削減やサービス縮小を強いられていることも、住民の不満を高めている。

 カタルーニャ自治政府のアルトゥール・マス知事は、州内から徴収する税の使途についてもっと裁量が認められなければ独立を探る、との考えをほのめかしている。

 エコノミストは、カタルーニャ州が中央政府に支払っている税金は、学校や病院などを通じて中央政府から受け取っているサービスを少なくとも年間120億ユーロ上回っていると推定している。

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