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アルジェリア邦人拉致、首謀者は「拘束不可能な男」の異名

:1月16日、アルジェリアで日本人駐在員らが人質に取られた事件で、同国のウルドカブリア内相は、北アフリカを拠点とするアルカイダ組織に所属していたアルジェリア人、モクタール・ベルモフタール元幹部(写真)が犯行グループを率いていると明らかにした。撮影日不明(2013年 ロイター)1月16日、アルジェリアで日本人駐在員らが人質に取られた事件で、同国のウルドカブリア内相は、北アフリカを拠点とするアルカイダ組織に所属していたアルジェリア人、モクタール・ベルモフタール元幹部(写真)が犯行グループを率いていると明らかにした。撮影日不明(2013年 ロイター)

 [アルジェ/バマコ 16日 ロイター] アルジェリアの天然ガス関連施設でイスラム武装勢力が日本人駐在員ら41人を人質に取った事件で、同国のウルドカブリア内相は、北アフリカを拠点とするアルカイダ組織に所属していたアルジェリア人、モクタール・ベルモフタール元幹部が犯行グループを率いていると明らかにした。

 内相が国営アルジェリア通信(APS)に語ったところによると、犯行グループは約20人。ベルモフタール氏は、1980年代のアフガニスタン紛争で対ソ連との戦闘に加わった人物で、最近になって「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(AQIM)」から離れ、自ら新しいグループを立ち上げていた。

 同氏は過去10年に起きた北アフリカでの一連の外国人誘拐事件に関わっているとされ、オランダの研究機関の専門家によると、タバコなどの密輸でも影響力を発揮。フランスの情報機関からは「拘束不可能な男」とも呼ばれている。

 事件現場はリビアとの国境に近いイナメナス。人質には日本人のほか、米国人7人、フランス人1人、アイルランド人1人、複数の英国人が含まれているとされている。人質の一部は、外部とのコンタクトを断続的に取っているとの情報がある。

 現場の施設で配膳事業を行うフランスの企業はBFMテレビに対し、約150人のアルジェリア人スタッフを監督するマネジャーから報告があり、スタッフは外に出ることはできないものの、施設内では自由に移動できており、仕事も続けていると明らかにした。

 また、同社のレギス・アルヌー氏は「欧米人は隔離された場所で拘束されている。体は縛られ、ビデオ撮影も行われているようだ」と説明。「電気は切られており、携帯電話のバッテリーはない」と述べた。

 モーリタニアの通信社ANIによると、犯行グループはフランスに対し、人質の安全と引き換えにマリ北部での軍事作戦を停止するよう要求。フランス軍機の領空通過をアルジェリア政府が認めたことは、旧宗主国フランスの支配と闘った先任者らへの「裏切り」だと非難している。

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