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[ローマ 1日 ロイター] - イタリア最高裁は1日、脱税の罪に問われたベルルスコーニ元首相(76)の主張を認めず、有罪判決が確定した。下級審が言い渡した禁錮4年(恩赦法で1年に減刑)の判決を支持した。
ベルルスコーニ氏が率いる自由国民党(PDL)も加わったレッタ首相による連立政権が不安定となる可能性がでてきた。
一方で、5年間公職に就くことを禁じた判決については、下級審に差し戻した。これにより、上院議員やPDL党首の座に当面とどまることは可能となる。
実刑判決となったが、高齢のためコミュニティサービスへの従事や自宅軟禁などで対応、服役は免れる見通し。
ナポリターノ大統領は直ちに声明を発表、国民に冷静さを保つよう呼びかけた。レッタ首相も同様のコメントを公表した。
レッタ首相率いる民主党のなかにはPDLとの連立に不満をもつ議員もおり、有罪判決の確定で対立が深まる可能性がある。
ベルルスコーニ元首相に近いパルマ元法相は、元首相との会談後、判決は「レッタ政権に影響しない」と述べた。しかしPDLの政治家からは判決を非難する声もでている。
判決は市場が引けた後に明らかになった。
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朝日新聞国際報道部