[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米国の天然ガス価格が1日、5カ月ぶりの安値をつけた。市場では、米国の南東部で、発電燃料を石炭から天然ガスに切り替える発電所が増えるのではないかとの観測が浮上している。
米国では今年初め、厳冬で天然ガスの価格が上昇。多くの発電所が天然ガスから石炭に燃料を切り替えた。
ただ、天然ガス価格は4月下旬以降、下落傾向にある。
ゲルバー&アソシエイツのアナリスト、アーロン・カルダー氏は「天然ガス価格は、再び石炭価格と競合できるレンジに入ってきた」と指摘。
石炭価格は今年5月下旬につけた高値から13%下落しているが、天然ガスは過去3カ月で25%下落している。
天然ガス価格の下落は一時的である可能性もあるため、アナリストは天然ガスへの切り替えが一気に進むとはみていないが、価格が長期間低位で安定すれば、切り替えの可能性が高まるという。
ただ、米国の西部や中西部などでは石炭の調達価格が安いため、天然ガスへの切り替えは進まない見通しという。
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朝日新聞国際報道部