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【スパイシー!ソウル】
 
韓国の珍商売あれこれ

(写真1)兵舎での給食用トレーに入ったラーメン
(写真1)兵舎での給食用トレーに入ったラーメン

(写真2)飯ごうに入ったラーメン
(写真2)飯ごうに入ったラーメン

(写真3)座席が旅客機のファーストクラス仕様の映画館
(写真3)座席が旅客機のファーストクラス仕様の映画館

(写真4)地下鉄デートサービス(イメージ写真)
(写真4)地下鉄デートサービス(イメージ写真)

(写真5)飲み代が変動するバー(イメージ写真)
(写真5)飲み代が変動するバー(イメージ写真)

鄭 銀淑(チョン・ウンスク) プロフィール

 今回は日本のみなさんが「!」「?」となりそうな、韓国のニュービジネスや珍商売を紹介します。

○軍隊式ラーメン専門店

 韓国にはラーメン専門店は少なく、ラーメンと言えば、軽食店でインスタントラーメンに卵を落として出すのが一般的です。つまり、味で差別化を図る余地がほとんどないのです。

 ところが、ソウルで十数軒のチェーンを展開している「黄土郡トダム面オタリ」では、韓国人男性の懐かしい思い出に訴えかける演出で人気を得ています。

 それは、兵舎での給食用トレー(写真1)や野戦訓練のときに使った飯ごう(写真2)に入ったラーメン(約300円)。徴兵制のある韓国の男性なら、誰もが体験したことがあるはずです。今年、日本でも公開される韓国映画『シルミ島(実尾島)』や『ブラザーフッド(太極旗を翻して)』でも、こうした容器で兵士たちが豪快に、これがまた美味しそうに食事するシーンがあります。

 社長のイム・ヒョンテさんは、軍隊にいた時、先輩兵士のためにあれこれと工夫したラーメンを作り、「ラーメン王」と呼ばれ、かわいがられていました。この店のアイデアは、そのイム社長の軍隊時代の経験が元になっています。

○ファーストクラスで映画鑑賞

 大型旅客機のファーストクラスを映画館に再現したのが、ソウル郊外にあるシネ・コンプレックスに併設された「ゴールドクラス館」です。

 席数はわずか30。専用カウンターでチケットを見せた後、案内されるシートは大型旅客機のファーストクラス仕様で、幅は95cm、高さは98cm。120度までリクライニングしたときの長さは168cmにもなります。(写真3)

 洋服や貴重品を保管できる専用ロッカーには、毛布とスリッパも完備。シート脇にはサイドテーブルが設置され、スタッフがひざまずいてスナックやドリンクをサービスしてくれます。

 韓国の男性は意中の女性に対して積極的にイベントを仕掛ける(デートの時、大きな花束持参なんて当たり前!)ので、結婚のプロポーズや誕生日を控えたカップル、結婚記念日を祝う夫婦の利用が多いそうです。料金は2000円〜3000円。これほどの贅沢はありませんね。

○地下鉄デートサービス

 出勤や登校などで地下鉄を利用する男女に出会いの機会を提供するウェブサイト「エブリデイト」は、儒教の名残りで男女間を隔てる壁が高く、日本のように公衆の面前での“ナンパ”が一般的でない韓国らしいビジネスといえるかもしれません。

 エブリデイトを運営するのは、有料ゲームサイトで成功しているインターネット専門のベンチャー企業。「地下鉄で理想の人に会っても、ひと言も言葉を交わすことができない人が多いことに着目した」(開発担当者)そうです。

 利用の仕方は、例えば、毎朝8時にA駅からB駅まで行く会員の男性は、サイトに自分のプロフィールと地下鉄乗車時間、出発駅、到着駅を入力しておきます。女性会員は、登録されたデータリストの中から好みの男性を選び、「プロポーズ」ボタンをクリック。すると、「8時にA駅1番線の2両目から乗車、髪は短め、右手に茶色のカバン」などという相手の情報を見ることができます。その情報をもとに朝、ホームで男性を自分の目で観察し、気に入ればあいさつを交わして、男性の通勤ルートに同行してもいいし、気に入らなければそのまま帰ってもいいというわけです。(写真4=イメージ写真)

 「観察しただけでは相手のことがよくわからない」という人には、男性会員に仮の携帯電話番号を与え、女性から電話をかけられるようにしています。もちろん、かけた女性の電話番号は表示されません。仮の携帯電話は30秒、約190円で利用できます。

○証券取り引き方式で飲み代が上下するバー

 客の注文が多い酒は値段が上がり、そうではない酒は値段が下がる。1996年にドイツで生まれた証券取り引き方式で飲み代が変動するシステムのバー「ウォールストリート」が、ソウルのヒルトンホテルに登場しています。

 電光掲示板にビール5種、ワイン2種、シャンペン1種、ウイスキー6種、ウオッカ2種、テキーラ2種、コニャック2種、ソフトドリングト2種、カクテル1種など、全部で23種の取り引きアイテムが掲示されます。価格は「標準価格」(普段より少し安い)、「最上価格」、「最低価格」、「暴落価格」などに分かれ、需要と供給の関係によって価格が2分ごとに変わるようになっています。(写真5=イメージ写真)

 電光掲示版の価格は、注文が増えて価格が上がれば赤、下がれば緑色に。価格が下がったときに、客からウエイターに「テキーラ3杯!」などの声がかかるというわけです。あるときは28000円のウイスキーが12000円に、逆に900円程度のビールが1300円になったりもします。

 1日に2〜3回、演出される「暴落(crash time)」もお楽しみ。店内に鐘が打ち鳴らされ、すべての電光掲示板の数字が黄色に変わり、このときは、2分間だけ普段の3分の1の価格になるため、あっという間に買い注文が殺到します。

(04/03/15)


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