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国外で事実上の亡命生活を続けているパキスタンのムシャラフ前大統領は8日、近く帰国し政界に復帰する意向を表明した。ムシャラフ氏には2007年に起きたブット元首相の暗殺事件に関連して逮捕状が出ており、実際に帰国すれば政治的混乱も予想される。
ムシャラフ氏は、パキスタン南部カラチで開かれた支持者集会に滞在先のアラブ首長国連邦(UAE)ドバイからテレビ電話を通じて参加し、今月27日から30日の間に帰国すると明言した。逮捕される可能性があることについては「何も恐れてはいない」と述べ、13年に予定されている総選挙に立候補する考えを示した。
ムシャラフ氏は08年に大統領を辞任、海外に拠点を移した。ザルダリ大統領の妻ブット元首相の暗殺事件に絡み、多くの事前情報がありながら十分な警備を敷かなかったとして、昨年2月に逮捕状が出された。(カブール=中野渉)