地中海をクルーズ中の大型客船コスタ・コンコルディア(乗客・乗員約4200人)が13日夜、イタリア西岸で座礁した事故で、日本人43人は全員が無事だった。在イタリア日本大使館が確認した。15日午後に2人の遺体が見つかり、死者は5人となった。なお安否が分からない20人弱の捜索が続いている。
全長290メートルの船内には客室が1500ある。横倒しになった船内に残された人がいないか、救助隊が1室ずつ確かめている。14日夜以降、閉じ込められていた韓国人夫婦ら3人が救出された。
スケッティーノ船長(52)は乗客全員の避難を確認せず、先に下船したという。地元検察当局は過失致死や操船放棄などの容疑で身柄を拘束し、取り調べている。また通常の航路より島に近づいていたことが、事故の一因とみられている。船長は事故直後、地元テレビの取材に「海図に載っていない岩礁にぶつかった」と話したという。