国際原子力機関(IAEA)は、イランの核兵器開発疑惑を解明するための高官級調査団を21〜22日の日程で、同国に再び派遣する考えを明らかにした。1月末に派遣した調査団は核関連施設を訪問できず、疑惑解明につながる成果を十分にあげられていなかった。
天野之弥(ゆきや)事務局長が声明を出して再訪問すると表明し、「IAEAは(イラン側との)対話に尽力する。実質的な進展が得られることが重要だ」とした。
IAEAの調査団は1月29〜31日、テヘランを訪れてイラン当局者と核問題について協議した。関係者によると、IAEAは核関連施設への立ち入りを想定していたが、イラン側が許可しなかったという。天野氏は、イラン核問題の解明を「今年の重点課題」と位置付け、調査団の成果を3月の定例理事会で報告する予定だ。