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反軍政デモが激化するエジプトの首都カイロで、昨年の反政権デモを主導した若者グループの一つ「4月6日運動」のリーダー、アフマド・マヘルさん(31)が、治安部隊との衝突の混乱のさなかに頭の骨にひびが入る大けがをした。5日、家族や運動の仲間が明らかにした。
マヘルさんは、デモ隊と治安部隊が衝突を繰り返し、多数の死傷者が出ているカイロ中心部の内務省前を訪れた。デモ隊に沈静化を呼びかけ、衝突を回避するために近くのタハリール広場まで引くよう説得していた。その際にけがをして病院に運ばれたという。運動のリーダーの一人は、一時は意識を失ったが、容体は落ち着いたと説明した。
「4月6日運動」は昨年、反ムバラク政権の抗議デモをフェイスブックでたびたび呼びかけるなど主導的な役割を果たした。マヘルさんは、同運動の共同創始者で、昨年のノーベル平和賞候補にも取りざたされた。政権崩壊後は軍政を批判し、即時の民政移管を訴えている。