「米カリフォルニア州の同性カップルの結婚禁止は違憲」とする判決を7日、米連邦控訴裁が出した。米国では同性婚を認める州が増えているが、カリフォルニアでは2008年、同性婚を禁じる州憲法改正のための住民投票が賛成多数で成立していた。これを覆す司法判断に同性婚の賛成派は勢いづくが、反対派も上訴する構えだ。
判決は、08年の住民投票が「カリフォルニアの同性愛者の人間的尊厳を損なう」とした。同性婚を認める立場のブラウン州知事は7日、「判決の良識と勇気をたたえる」とのコメントを出した。結婚の規定を各州にゆだねる米国では、ニューヨークなど6州が同性婚を認め、ワシントン州なども合法化を検討している。(ロサンゼルス=藤えりか)