政府債務(借金)問題に揺れるギリシャのパパディモス首相と連立与党の党首は8日夜、欧州連合(EU)などが求めてきた最低賃金の引き下げなど、財政再建策のほとんどを受け入れると決めた。これに伴い、ユーロ圏の財務相は9日夕に緊急会合を開く。ギリシャへの追加融資の実行を協議する見通しだ。
ロイター通信によると、アテネでの与党党首の協議が終わったあと、パパディモス首相は1項目を除いて、すべてに合意したことを明らかにした。
民間企業の競争力を高めて税収などを上げるために、ギリシャ国内の最低賃金を22%引き下げることに合意できたという。これまでの話し合いで、国内総生産の1.5%に当たる約33億ユーロ(約3300億円)の歳出削減や、公的部門の人員1万5千人の年内削減は合意されている。