ドイツの連立与党と主要野党は19日夜(日本時間20日未明)、汚職疑惑で17日に辞任したウルフ前大統領の後任に、旧東独の人権活動家ヨアヒム・ガウク氏(72)を選出することで合意した。ガウク氏は2年前にウルフ氏を選出した大統領選挙で野党の候補だった人物で、メルケル首相が譲歩に追い込まれた。
メルケル首相は、各党首やガウク氏とともに記者会見し、ガウク氏を「真の民主主義の教師」とたたえた。ガウク氏は「私はスーパーマンではないが、多くの人の助けがあれば、人はすばらしいことができるものだ」と話した。
メルケル首相も旧東独出身で、首相と大統領がともに東独出身者になる。