ロシアのプーチン首相は20日付のロシア新聞で、国防方針に関する論文「強くあること――ロシアのための安全保障の担保」を発表した。米国が欧州で進めるミサイル防衛(MD)計画について「軍事・技術的な対抗措置は効果的で相手より強力なものになる」と述べた。
論文で米国と並ぶ戦略核の抑止力を維持し、軍を現代化することを強調。MDを巡る欧米や北大西洋条約機構(NATO)の政策が、ロシアを航空・宇宙防衛システムの強化に駆り立てているとしている。
ここ4年で戦略ミサイルの更新は13%から25%に上がったと主張。今後10年で新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を400基導入するという。兵器や装備全体では2020年までに7割を更新する方針だ。