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革命家の愛 ゲバラの妻、沈黙破り「回想録」

2008年03月24日14時54分

 キューバ革命の英雄エルネスト・チェ・ゲバラの妻アレイダ・マルチさん(71)が、これまで知られることがなかった夫の私生活での姿を伝える回想録「追憶」をキューバで出版した。ゲバラの死後40年以上、沈黙を守ってきたマルチさんは20日、ハバナ市内での出版発表会で、「(回想録の執筆は)子どもたちへの義務だと感じた」と語った。日本語訳の「わが夫、チェ・ゲバラ」は5月、朝日新聞出版から刊行される。

 ゲリラ闘争に身を投じたゲバラの秘書となり、59年1月、首都ハバナへの進軍中にゲバラから愛を打ち明けられたエピソード、2人が交わした手紙や詩、ゲバラが撮った家族写真などが、夫や4人の子の父としてのゲバラの素顔を伝える。

 イタリア人の友人から「チェ・ゲバラとマルチさんの人生を映画にしたい。シナリオを書いてほしい」と頼まれたのが執筆のきっかけ。昨年、イタリアで出版された。

 ゲバラの革命家としての姿しか伝えられてこなかったのは、マルチさんがメディアへの露出を固く拒んできたため。マルチさんは出版発表会で「私は一切インタビューに応じなかったし、これからも応じない。言うべきことはすべてこの本に書いた」と語った。

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