【アクラ(ガーナ)=古谷祐伸】北京五輪の聖火リレーが13日、アフリカ東部タンザニアの最大都市ダルエスサラームであった。治安当局が厳重な警備態勢を敷き、これまで各地で起きたような抗議活動や妨害などはなかった。聖火リレーは14日、アラビア半島のオマーンで行われる。
タンザニアはアフリカ大陸では唯一、北京五輪の聖火が通過する国となった。かつての社会主義国として、今は主要な貿易相手国として、中国との関係は強い。
AFP通信などによると、聖火リレーは13日午後、中国の援助で作られた鉄道の本部からスタート。雨の中、市内の競技場までの5キロのコースを約80人がリレーした。約千人が沿道で声援を送った。
走者として参加するはずだったケニアのノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイさんは、チベット問題やスーダン西部ダルフール紛争での中国政府の対応に抗議して、直前に参加を取りやめた。