ナミビア沖の沈没船から見つかったスペインの金貨とポルトガルの銀貨。発見したナムデブ社が公開した=AP
【ナイロビ=古谷祐伸】アフリカ南部ナミビア沖の大西洋で、金貨や象牙などの財宝を積んだ沈没船が見つかった。約500年前のものとみられ、発見された装飾品から、1488年に南アフリカの喜望峰に到達したことで知られるポルトガル人バーソロミュー・ディアスが使っていた船の可能性もあるという。
現場付近を採掘中だったナミビアのダイヤモンド採掘会社ナムデブが、4月1日に発見、同30日に発表した。ロイター通信によると、財宝は、スペインのものと見られる銅製の大砲6門、銅数トン、50本以上の象牙、食器類、航海道具、武器、スペインとポルトガルの金貨数千枚。鑑定で15世紀後半から16世紀初頭のものだと判明したという。
ディアスは喜望峰到達後、ポルトガルに戻ったが、再び大西洋南部へ航海に出た1500年に海難事故で死去したとされる。