【ナイロビ=古谷祐伸】アフリカ南部ジンバブエの選挙管理委員会は2日、3月末にあった大統領選の選挙結果をようやく発表した。野党「民主変革運動(MDC)」のツァンギライ議長が、5期目を狙う現職ムガベ大統領を上回ったものの、当選に必要な50%以上の得票に届かず、決選投票に入ることになった。決選投票は結果発表から21日以内と法律で定められている。
選管発表によると、ツァンギライ議長の得票率は47.9%、ムガベ氏は43.2%。
MDCは独自集計でツァンギライ議長の得票率が50.3%とし、当選していると主張してきた。「選管発表には不可解な票が12万混じっている。この問題がはっきりしない限り、先には進ませない」と訴えている。選管は「23の選挙区で集計に誤りがあった」として、4月中旬から再集計していた。