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ダライ・ラマ側と中国当局会談 事態沈静化などテーマ

2008年5月5日12時22分

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 【深セン(センは土へんに川)=西村大輔、香港=奥寺淳、ニューデリー=小暮哲夫】中国当局と、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の特使との非公式対話が4日、中国広東省の深センで始まった。3月のチベット騒乱以降、両者の対話は初めて。中国国内のチベット人地域の事態沈静化や、ダライ・ラマが求めるチベット人による「高度な自治」などについて話し合われたとみられる。

 会談には、ダライ・ラマ側からは過去の対話で特使を務めたロディ・ギャリ氏とケルサン・ギャルツェン氏、中国側は共産党中央統一戦線工作部の責任者の朱維群氏、斯塔氏が出席した。中国国営の新華社通信によると、中国側はチベット騒乱の鎮圧は完全に正しかったと主張し、「中央のダライ・ラマに対する政策は一貫し、協議の扉は開かれている」と主張。今後も接触することで合意したという。

 ただ、中国側のダライ・ラマ側に対する不信は根強いうえ、香港のテレビ局はダライ・ラマ側近の話として「過度な期待はできない。これは長いプロセスだ」と伝えるなど、今回の会談で成果が出るかは不透明だ。

 ダライ・ラマ側の特使は3日に香港経由で深センに入ったが、日程や対話事項は一切公表されなかった。対話があったとみられるホテルは「重要な会議がある」として、終日宿泊の予約やレストランの使用を断り、敷地内にも立ち入りが禁止された。

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