チケット申し込みの行列がなかなか進まず、販売元の銀行職員に説明を求める人たち=5日、北京、越田省吾撮影
【北京=阿久津篤史】北京五輪入場券の中国在住者向け第3次販売が5日始まった。インターネットと中国銀行での先着順販売だったが、公式サイトでスムーズに購入できたのは夜になってから。中国銀行は「営業時間内に処理できない」と朝から並んだ客を門前払いした。システム障害で販売中止に追い込まれた昨年10月の第2次同様に順調とは言えず、市民からは不満の声が上がった。
今回売り出されたのは第1、2次販売で売れ残った16競技の138万枚。第2次の混乱を受け北京五輪組織委はシステムを増強したと説明していたが、公式サイトでは日中、支払い画面にたどりつけないまま。北京市の中国銀行本店は受付窓口を1カ所しか設けず「購入手続きに1人10分以上かかる」と先着60人に整理券を配り、あとは帰宅させた。