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中国と対話継続を確認 チベット亡命政府首席大臣

2008年5月6日6時5分

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 【ダラムサラ(インド北部)=武石英史郎】チベット亡命政府のサムドン・リンポチェ首席大臣は5日、同政府のあるダラムサラで朝日新聞と単独会見に応じた。首席大臣は、中国・深セン(センは土へんに川)で開かれていた中国当局とチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の特使との対話が4日終わったとし、双方とも対話継続を確認したことは認めたが、「励みになるような内容は多くなかった」と成果については否定的な見方を示した。

 同大臣は中国の姿勢について「ダライ・ラマがチベット分離独立を求めていないことを理解しようとしない。内政上の理由から、責任をなすりつける相手が必要なのだろう」と述べ、ダライ・ラマを「分離主義者」と決めつけていることを批判した。

 一方、対話の時期については「北京五輪の前か後か、両方の可能性がある。適当な時期を中国側と協議したい」と述べるにとどまった。

 一方、亡命政府は当初「対話は2、3日続く」としていたが結局、4日の一日だけで終了。双方の主張がかみ合わなかった模様だ。

 【北京=峯村健司】中国国営新華社通信は4日の評論記事で、非公式対話がきっかけになり「正しい方向に動き出すことを望んでいる」と期待感を示した。半面、本格対話再開の条件としてダライ・ラマ側に「独立活動・暴力行為の扇動・五輪妨害」の三つの活動の停止を改めて求めた。

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