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北朝鮮、原子炉稼働記録を提出 申告に向け前進

2008年05月09日01時31分

 【ワシントン=鵜飼啓】AP通信は8日、米国務省高官の話として、北朝鮮が寧辺にある原子炉の稼働記録を、平壌を訪問中のソン・キム国務省朝鮮部長に提出したと伝えた。北朝鮮による核計画の申告で焦点となっているプルトニウムの保有量を検証するのに不可欠とされる資料で、提出が事実とすれば申告に向けて大きく前進したと言える。

 原子炉の使用済み燃料棒から抽出されるプルトニウムは核爆弾に使われるもので、北朝鮮は30〜50キロを保有しているとされる。正式な申告の前に稼働記録に基づく一定の検証を行うことで、申告の正確性を訴える狙いがあると見られる。

 8日の米紙ウォールストリート・ジャーナルはこれに関連し、検証に十分な稼働記録が入手できたと判断すれば、米政府は北朝鮮に対するテロ支援国家の指定解除を議会に通告すると伝えている。

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