ミャンマー軍政、タイ首相の来訪拒否 大型サイクロン2008年05月10日00時02分 【バンコク=柴田直治】サイクロン被害救援の人的支援受け入れを求める国際社会に対し、ミャンマー(ビルマ)の軍事政権は9日、拒絶の意思を明確にした。ニャン・ウィン外相が「外国の救援チームやメディアを受け入れる準備はできていない」(国営紙)と明言したうえ、友好国タイのサマック首相の首都ネピドー訪問も断った。国連は「人的支援がなければ被害者は飛躍的に増える」と警告している。 軍政は6日、救援受け入れを表明したものの、外国の支援チームへの査証発給は拒否。物資もタイや中国、インドなど友好国からは到着しているが、米国など「敵対国」からは受け入れていない。 欧米諸国などが、軍政と良好な関係を持つサマック首相に仲介を要請、これを受けて同首相は、11日にミャンマーを訪問し、軍政幹部らへの説得にあたると表明した。しかし、軍事政権は9日、「多忙」を理由に拒否を通告した。 サマック首相は「11日は空いていると昨日は言っていたのに」とぼやいている。 一方、世界食糧計画(WFP)は9日、ヤンゴンに到着したビスケットなど支援物資38トンが軍政に押収されたことを明らかにし、「こうした状況では活動が継続できない」と輸送中断を表明した。 PR情報この記事の関連情報国際
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