2011年5月30日1時6分
中国内モンゴル自治区で遊牧民がひき殺された事件を受けて広がったモンゴル族住民による政府への抗議活動に対し、治安当局が抑え込みを強めている。米国の人権団体によると、自治区の区都フフホト市などでもデモを警戒して軍や武装警察が展開。戒厳令が敷かれたとの情報もある。
米国に拠点を置く南モンゴル人権情報センターによると、今月23日に同自治区東部のシリンゴル地方で始まった政府への抗議活動は、同地域の複数の町に飛び火。シュルン・フ旗(県に相当)では27日に数百人の住民と学生らが武装警察隊と衝突し、40人以上が逮捕された。28日には通遼などでもデモが起きた。