【ウラジオストク=西村大輔】ロシア極東サハ共和国で見つかったマンモスの死骸から、ロシア北東連邦大学の研究者らが、凍っていない状態の血液を採取した。同大マンモス博物館によると、マンモスの血液採取は史上初。厳寒でも凍らない血液の特殊な性質を解明する方針だ。
同博物館によると、マンモスは雌。1万〜1万5千年前に死んだとみられ、歯の分析から50〜60歳と推定される。鼻が付いた状態で発見され、保存状態がきわめて良く、筋肉の一部はまだ赤みを帯びている。調査を始めてまもなく、皮膚から血が流れ出した。
これまで、乾いて粉末状になったマンモスの血の成分が検出されたことはあるが、液体で見つかったことはなかったという。血液は零下17度の冷凍庫内でも凍らないという。
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朝日新聞国際報道部