【前川浩之】シリア内戦での戦争犯罪などの人権侵害を調べる国連調査委員会は4日、報告書を発表した。化学兵器使用疑惑について「使われたと信じるのに十分な根拠がある」としたが、アサド政権と反体制派のどちらが使ったのかは特定できなかった。
国連人権理事会が任命した専門家3人が、1月15日〜5月15日に起こった戦闘を対象に難民ら計430人に話を聞いた。けが人や医療関係者らの話から、北部アレッポや首都ダマスカスなどで化学兵器が使われた可能性が高いという。だが、委員らは反発するアサド政権に入国を認められておらず「確実に使ったという証拠はない」(ピネイロ委員長)としている。
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朝日新聞国際報道部