ギリシャの最大手民間銀行頭取で新財務相に決まっていたラパノス氏は25日、健康問題を理由に就任を辞退した。後任はアテネ大経済学部のストゥルナラス教授に決まった。月末にブリュッセルで開かれる欧州連合(EU)首脳会合への代表団は、体調不良のサマラス新首相の代わりに、83歳のパプリアス大統領が率いることになった。
ラパノス氏は財政再建での手腕が期待され、いち早く就任が内定。連立各党首の政策協議にも出席していた。ただ、ユーロ圏諸国の財務相会合に選挙管理内閣の財務相であるザニアス氏が出席している間に入院したため、就任がほかの閣僚より遅れていた。
めまいなどを訴えて22日に入院し、医師と話した結果、「職務を完璧には遂行できない」との結論に至ったという。