2009年6月27日10時29分
【ワシントン=村山祐介】米国務省のクローリー次官補は26日の会見で、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議の具体策を詰めるため、ゴールドバーグ元駐ボリビア大使が率いる代表団を関係国に派遣すると明らかにした。米メディアによると、まず中国を訪問する方向という。
国務省筋によると、代表団には金融制裁を担う財務省、貨物検査にあたる国防総省、ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)メンバーも参加する。
12日に採択された制裁決議では、安保理の制裁委員会で30日以内に資産凍結や渡航禁止の対象となる個人・団体や禁輸品目の指定・追加作業を行うと定めている。積極的な日米などと慎重な中国、ロシアの間に温度差もあり、米代表団は委員会の議論と並行して中国などに働きかけ、制裁の「最大限の効果を引き出す」(国務省筋)としている。