2011年6月30日10時37分
中国の胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席は29日、訪中したスーダンのバシル大統領と会談し、「スーダンとの友好政策を断固として推進していく」と述べ、中国企業による石油や鉱物など資源開発や農業への政府支援などを通じて関係をいっそう強化していく姿勢を示した。中国国営新華社通信が伝えた。
30万人以上の犠牲者が出たとされるダルフール紛争での戦争犯罪や集団殺害の罪で、国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ているバシル大統領に対する支援の表明は、欧米諸国から批判を浴びそうだ。
胡主席は会談で「国際情勢やスーダンの国内情勢がどう変わってもこの(友好)政策は変わらない」とも述べた。スーダンに対する四つの提案として、資源開発のほか、政府や政党間の対話の強化、スーダンの人材育成への支援、スーダンのダルフール問題を含む国際問題での協調を伝えた。