【ソウル=中野晃】北朝鮮の祖国平和統一委員会の報道官は1日、韓国の朴槿恵(パククネ)大統領の訪中を初めて取りあげ、「われわれの尊厳や体制を侮辱した」などと名指しで批判した。朝鮮中央通信が伝えた。
同報道官は、核開発を進める北朝鮮を朴大統領が「自ら孤立を招く」などと発言したことを「容認できない重大挑発だ」と非難。「核は正義と平和の盾であり、民族の財宝だ。どんな場合も駆け引きの対象にならない」と主張し、核保有にこだわる姿勢を示した。
朴大統領は27日の中国の習近平(シーチンピン)・国家主席との首脳会談で「北朝鮮の核保有を容認しない」との認識で一致し、朝鮮半島の非核化のための6者協議の再開へ努力することを確認した。
同報道官は、朴大統領を「朴槿恵」と呼び捨てにする一方、習主席の発言は取りあげていない。
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朝日新聞国際報道部