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大統領選の前倒し実施を示唆 ホンジュラス暫定大統領(1/2ページ)

2009年7月3日13時46分

写真:2日、日本人記者らとの会見に応じたホンジュラスのミチェレッティ暫定大統領=テグシガルパ、平山写す2日、日本人記者らとの会見に応じたホンジュラスのミチェレッティ暫定大統領=テグシガルパ、平山写す

 【テグシガルパ=平山亜理】セラヤ大統領が国外追放された中米ホンジュラスで「暫定大統領」に就任したミチェレッティ氏が2日、首都テグシガルパの大統領官邸で日本人記者らと会見した。ミチェレッティ氏は「セラヤ氏が自らの再選を可能にするべく画策していた」とし、再選禁止の憲法に違反する行為をしたため職を追われたとの認識を示す一方、11月に予定されている大統領選を前倒しする可能性を示唆した。

 ミチェレッティ氏は、今年2月に憲法を「修正」して無制限の再選を可能にした南米ベネズエラのチャベス大統領について触れ、「セラヤ氏も同じように、何度でも再選出来るようにもくろんでいた」と指摘。「私も暫定大統領に選ばれたが、11月の大統領選まで半年務めたらその後は出馬出来ない。それがこの国の憲法だ」と述べ、セラヤ氏を非難した。

 一方で、暫定政権の支持派とセラヤ氏の支持派との対立を解消するために、11月の大統領選を前倒しする可能性を示唆した。

 軍がセラヤ氏を拘束し、コスタリカに移送したことについては「軍は最高裁判所の決定に従っただけ」とし、一連の出来事について「これはクーデターではなく、政権の移行だ」と正統性を強調。国際社会が新政権への非難を強めていることを「極めて遺憾」とし、「ホンジュラスは貧しい国で、他国の援助が不可欠だ」として、経済援助の停止などの措置をとらないよう国際社会の理解を求めた。

 また、セラヤ氏が帰国の意思を示していることについては「個人的な考え」と断った上で、「流血を避けるためにも、出来れば戻ってほしくない」とも語った。

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