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【カイロ=神田大介】ムルシ大統領の辞任を求めるデモが続くエジプトの首都カイロで2日夜、大統領支持派が20万人規模のデモを組織した。支持派は反政権デモや軍の介入に反発しており、緊張が高まっている。ロイター通信によると、支持派のデモが行われていたカイロ大学付近を何者かが銃で襲撃し、16人が死亡、200人がけがをした。他にも各地で支持派と反政権派の衝突があり、少なくとも7人が死亡。死者は計23人に上ると見られる。
AFP通信によると、カイロ大近くでの支持派デモに参加していた人は、同通信に電話で「武装した人たちに襲われた。頭を撃たれた人を運んだ」と話したという。
支持派による大規模なデモは初めて。大統領を支えるイスラム組織ムスリム同胞団が呼びかけ、「民主主義を守る」「(2011年の)革命を守る」と気勢を上げた。
一方、ムルシ大統領は2日深夜から3日未明(日本時間3日朝)にかけてテレビ演説をし、辞任の意思がないことを重ねて表明した。
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朝日新聞国際報道部