【モスクワ=駒木明義】ロシアの北カフカス地方を拠点とするイスラム武装勢力のドク・ウマロフ指導者が3日、ロシアで来年2月に開催予定のソチ冬季五輪を阻止するために全力を尽くすよう呼びかける動画をネット上に掲載した。ロシアの治安当局は警戒を強めている。
37人が死亡した2011年のモスクワ空港爆破テロなどの犯行を認めているウマロフ指導者は、動画の中で「我々の土地に葬られた祖先の骨の上で五輪が開かれようとしている。あらゆる手段でそれを許さないのが我々イスラム戦士の義務だ」と語った。
ソチは地理的に北カフカスに近く、開催決定前からテロの危険が指摘されてきた。ロシアの治安当局者はイタル・タス通信に対して「弱体化したテロリストがネットを使って注目を集めようとしている」との見方を示した上で、テロ阻止のためにあらゆる手を尽くす考えを強調した。
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朝日新聞国際報道部