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【カイロ=山尾有紀恵、神田大介】軍のクーデターで政権が倒れたエジプトで5日、ムルシ前大統領の出身母体のイスラム政治組織ムスリム同胞団などムルシ支持派と、暫定政府支持派がそれぞれ大規模集会を計画している。軍施設がイスラム武装勢力に襲撃される事件も起き、緊張が高まりつつある。
5日は金曜日で、昼にイスラム教の集団礼拝がある。ムルシ派はカイロ郊外のほかエジプト全土で100万人以上が参加するデモを行い、選挙で選ばれたムルシ氏を強制解任した軍の不当性を訴える。同じ頃、暫定政府派はカイロ中心部のタハリール広場などで集会を開く予定だ。
同胞団は4日、抗議声明を発表。「権力の強奪者とのいかなる活動にも参加しない」として軍主導の暫定政府との協力を拒否した。一方で抗議デモの参加者に「自制し平和的な行動を」と呼びかけ、武力衝突を避ける姿勢を示している。
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朝日新聞国際報道部