【パリ=稲田信司】ポルトガルのコエリョ首相は6日、辞意を表明したばかりのポルタス元外相を、経済政策の調整役となる副首相に指名すると発表した。ポルタス氏は社会民主党と連立政権を組む民衆党の党首だけに、政権内に温存することで政治の混乱を避ける狙いがある。
コエリョ首相は「ポルトガルの国際的約束が尊重されることを保証する」と語り、今後も財政再建路線を堅持する考えを強調。財務相には予定通り、財政緊縮派とされるアルブケルケ国庫担当相を昇格させることを確認した。
ただ、ポルタス氏は緊縮策に慎重な姿勢を示しており、今後、金融支援の条件として歳出カットなどを促す欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)との緊張が高まることが懸念されている。
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朝日新聞国際報道部