【ソウル=中野晃】南北朝鮮は7日、4月から中断していた北朝鮮の開城(ケソン)工業団地の操業を再開することで基本合意した。6日から7日未明にかけて板門店であった実務者協議で、工団の事業を発展的に正常化させ、準備が整い次第、再稼働させるなどとした合意書に署名した。
事実上、唯一残った南北経済協力事業は3カ月ぶりに正常化に向けて動き始めた。当面、北朝鮮が軍事挑発に出る可能性も低くなったと言えそうだ。
ただ、協議では中断による損失の補償や再発防止策を巡る合意は先送りされた。再稼働までにかかる期間のメドも立っていない。
韓国統一省によると、再発防止策などを協議する南北会談を10日に開城工団で開く。韓国企業関係者が同日から同工団を訪れて設備を点検し、製品や原材料を運び出せるようにする。朝鮮中央通信も7日、合意内容を報道した。
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朝日新聞国際報道部