【ニューヨーク=中井大助、ソウル=中野晃、北京=林望】世界の空を飛び交うボーイング777型機。10時間以上のフライトの最後に、何が起きたのか。米サンフランシスコ空港で着陸に失敗したアシアナ航空機は機体の破損が大きかっただけに、脱出した乗客からは「助かったのは奇跡だ」との声も上がった。
機体の中央周辺に座っていた乗客のベドパル・シンさんはAP通信に「事故前には機長や乗員から予告はなかった」。機体が地面とぶつかり、大きな音がしたため、「とても悪いことが起きている」と分かった。機内は一瞬静まった後、乗客が一斉に逃げだそうとしたという。鎖骨を折ったというシンさんも「助かったのは奇跡だ」と話した。
韓国の放送局KBSが伝えた男性乗客の話によると、着陸時に爆発音はなかったが、滑走しながら機体がかなり揺れ、機内に熱気が充満。「火災の危険性がある」と緊急脱出のアナウンスがあり、外に出ると機体から炎が上がっていた。逃げた乗客の中には、たんかで運ばれたり、血を流したりした人もいたという。
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朝日新聞国際報道部