【北京=林望】中国国営新華社通信によると、北京市の第2中級人民法院(地裁に相当)は8日午前、巨額の収賄と職権乱用の罪に問われた劉志軍・元鉄道相に、「国家公務員の信望を傷つけた」などとして、執行猶予2年付きの死刑判決を言い渡した。
執行猶予期間中の態度によって、無期懲役以下に減刑される。劉被告は、総額6千万元(約10億円)を超える賄賂を業者や部下から受け取ったなどとして起訴された。鉄道相として高速鉄道網建設を進めたが、2011年2月に規律違反の疑いで解任。同年7月に起きた浙江省温州の事故は、安全性を無視した劉被告らの拙速な政策がもたらした「人災」と批判され、鉄道省の解体につながった。
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朝日新聞国際報道部