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米韓サイバー攻撃続く 韓国では第3次被害(1/2ページ)

2009年7月10日0時9分

 【ソウル=牧野愛博】米韓の政府機関などのコンピューターがサイバー攻撃を受けている問題で、韓国では9日夕から、新たな被害が予想されていた銀行など国内7機関のうちの一部でウェブサイトへの接続が再び困難になった。韓国政府は7、8日に続く第3次のハッカー攻撃とみている。米国ではホワイトハウス、国防総省、国務省などに被害が出ているという。

 韓国の権泰信・国務総理室長は9日の対策会議で「我が国の体制に対する攻撃であり、安全保障を脅かす挑発行為だ」と語った。イタリアを訪問中の李明博(イ・ミョンバク)大統領も9日、韓昇洙(ハン・スンス)首相に早急な真相究明と被害拡大の防止に努力するよう電話で指示した。

 韓国国家情報院は7日の攻撃に使われたプログラムを分析し、米韓両国への攻撃用に作られたものと確認。事件の背後には北朝鮮か親北勢力がいるとみている。北朝鮮は6月27日、韓国が米主導のサイバー攻撃対処訓練に参加することを非難し、「いかなる高度技術戦争にも準備ができている」と強調していた。ただ、誰の犯行か突き止めるには時間がかかりそうだ。

 韓国政府は9日、サイバー攻撃を防ぐための設備拡充や関連法の整備などの対策案をまとめた。政府の放送通信委員会も、主要インターネット事業者に攻撃に利用されているパソコンのネット接続制限などへの協力を求めた。

     ◇

 【ワシントン=勝田敏彦】米韓の政府機関などが標的になった今回のサイバー攻撃は、「DoS(Denial of Services サービス拒否)攻撃」と呼ばれる。インターネットのウェブサイトを運営するコンピューター(サーバー)が行うべき仕事(サービス)をできなくする一般的な攻撃手段だ。

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