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【ニューヨーク=中井大助】アシアナ航空のボーイング777型機が米サンフランシスコ国際空港で着陸に失敗した事故で、米国家運輸安全委員会(NTSB)は8日、地面と衝突した時の事故機の速度が時速約196キロまで下がっていたことを明らかにした。目標の254キロより約58キロ遅かったことになる。NTSBは速度が事故につながった可能性があるとして、パイロットらから聞き取りを進めている。
NTSBのデボラ・ハースマン委員長が、フライトレコーダー(飛行記録装置)の解析結果として発表した。ハースマン氏によると、高度約488メートルでオートパイロット(自動操縦装置)が解除され、48秒後に約142メートルに到達。この時は時速約248キロを維持していたが、急に減速した。衝突の3秒前には約191キロまで下がり、その後わずかに加速したという。
事故機には2組計4人のパイロットが乗っていた。NTSBは韓国の運輸当局と共同で、4人全員から聞き取りをしており、こうしたデータと照らし合わせながら、事故の原因究明を進めるという。
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朝日新聞国際報道部