【モスクワ=関根和弘】世界的に有名なロシア国立ボリショイ劇場のイクサノフ総支配人が9日、任期満了を前に解任された。不祥事が絶えず、政府は「劇場を取り巻く容易ならざる状況のため」(文化大臣)と理由を説明した。
イクサノフ氏は2000年にボリショイ劇場総支配人に就任。本館の改修工事をめぐり、工期の遅れと16倍もの費用増加を招いたほか、闇業者の介入でチケット価格が高騰する問題も起きた。今年1月には、バレエ団の芸術監督セルゲイ・フィーリン氏が顔に硫酸をかけられて大やけどを負う事件があり、同僚のダンサー、パーベル・ドミトリチェンコ氏が逮捕された。
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朝日新聞国際報道部