【カイロ=北川学】レバノンの首都ベイルート南部で9日朝、大きな爆発があり、AFP通信は保健相の話として53人が負傷したと伝えた。ベイルート南部はイスラム教シーア派組織ヒズボラの影響力が強い。隣国シリアの内戦に関与するヒズボラに対し、シリア反体制派が「警告」した可能性もある。
宗教施設近くの駐車場に止めてあった自動車爆弾が爆発した模様だ。中東の衛星放送アルジャジーラの映像によると、周囲にあった十数台の車も誘爆して火災を起こした。
レバノンではシリア内戦の影響を受ける形で、国内の親シリア派と反シリア派の対立が激化している。ヒズボラ指導者のナスララ師は5月末、アサド政権を支えるため戦闘に関与していると明言。翌日、ベイルート南部にロケット弾2発が着弾し、少なくとも4人が負傷した。
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朝日新聞国際報道部