2009年7月10日12時42分
【ニューヨーク=田中光】墓地の区画を再販売するため墓から遺体を掘り起こし遺棄していたシカゴ近郊の墓地従業員4人が人体切断などの疑いで逮捕された。CNNなど米メディアが9日、報じた。
米メディアなどによると、容疑者たちは、遺族の墓参りが途絶え気味の古い墓を狙ったらしい。区画再販売で4年間にわたり約30万ドル(約2800万円)を得たとの指摘もある。同僚からの内部通報で捜査が始まったという。
イリノイ州オルシップにあるこの墓地は、アフリカ系(黒人)の埋葬者が中心。ジャズ歌手のダイナ・ワシントンら、著名人の墓も少なくない。
掘り起こされた遺体は、広大な墓地内の草むらに山積みにされるなど散乱し、識別は困難な状況。遺体の上に、別の遺体を重ねて埋葬された墓もあるとされる。掘り起こされた遺体は300以上にのぼるとされ、親族の墓がどうなっているか心配して多くの住民が墓地に集まっている。