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【カイロ=山尾有紀恵】エジプトのマンスール暫定大統領は9日、暫定政権の首相に元財務相でリベラル派のエコノミスト、ハゼム・ベブラウィ氏(76)を任命し、組閣を要請した。外交担当の副大統領には、ノーベル平和賞受賞者で国際原子力機関(IAEA)前事務局長のムハンマド・エルバラダイ氏(71)を起用する。
ベブラウィ氏は、カイロ大学法学部を卒業後、フランスに留学し、パリ大学で経済学の博士号を取得した。2011年7月からシャラフ改造内閣で財務相を務めた。ムルシ政権の政策に反対していたことでも知られる。
副大統領となるエルバラダイ氏は当初、首相候補と目されていたが、ムスリム同胞団に次ぐイスラム系政治勢力のヌール党が、世俗派で政治力がある同氏の起用に反対。ヌール党はベブラウィ氏の首相就任には賛成している。同党は、政治色のない経済人が望ましいとしていた。
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朝日新聞国際報道部