【北京=林望】日本と中国の市民が企画した「日中未来の子ども100人の写真展覧会」が9日、北京市で始まった。尖閣諸島を巡る対立で互いの国民感情が冷え込む中、夢を語る双方の子どもの姿に「過去より未来に目を向けよう」とのメッセージを託した。
北京で働く日本の社会人や日本留学経験を持つ中国の会社員ら22人が企画した。昨年の反日デモの暴力的な映像が日本に衝撃を与える一方、騒ぎから距離を置く中国人も多い現実が伝わらない違和感やもどかしさが募った。「ニュースには現れない市民の姿を伝えたい」と、つてをたどって計100人の子を探し、日中双方の写真家が素顔を撮影した。
写真展は6月の上海に続く開催で、14日まで。9月には福岡、東京でも開く。趣旨に共鳴した4都市の市民ら千人以上が寄付金を寄せて支えている。
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朝日新聞国際報道部