【ソウル=鵜飼啓】韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は10日、6月の訪中時の会談で、中国の李克強(リーコーチアン)首相が「北朝鮮の核実験後、(中朝国境の)鴨緑江の水質検査結果が悪くなった」と述べ、北朝鮮に不快感を示していたことを明らかにした。李氏が放射性物質の検出を示唆していた可能性もある。
韓国メディアの論説主幹との懇談で語った。具体的に何が検出されたのかには触れなかったが、李氏は「住民にとても害になる」とも語ったという。朴氏によると、李氏や習近平(シーチンピン)国家主席はともに、北朝鮮について「核は絶対にだめだ」と強い口調で語っていたという。
一方、安倍晋三首相との会談をめぐっては「排除はしていない」としつつ「今も日本は独島(竹島の韓国名)や慰安婦の問題で国民の傷に触れることを続けている。未来志向で行こうという雰囲気の中でやらなければならない」と述べ、時期尚早との考えを示した。
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朝日新聞国際報道部