【ソウル=中野晃】韓国統一省によると、南北朝鮮は10日、朝鮮戦争などで生き別れた離散家族の再会事業を復活する方針で一致した。北側が軍事境界線の板門店(パンムンジョム)の連絡ルートで提案し、韓国側が同意した。
今後、南北赤十字社の実務協議で時期や方法を検討する。北側の提案は、朝鮮戦争の休戦から60年となる27日に向けて融和ムードを高める狙いもあるとみられる。離散家族の再会事業は関係悪化で2010年から途絶えていた。
南北当局間では10日、再開の方針で基本合意した北朝鮮の開城(ケソン)工業団地で実務協議が開かれたが、韓国が求める再発防止の確約などで一致できず、15日に再協議することになった。朝鮮中央通信は10日、「南側は中断の責任を北側に転嫁しようと不当な主張に固執した」と主張した。
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朝日新聞国際報道部