【サンパウロ=岩田誠司】米政府による情報収集を暴露した米中央情報局(CIA)元職員スノーデン容疑者の亡命を巡り、米国を拠点とするNGO「ワールド・サービス・オーソリティー」は、元職員のために独自の「旅券」を発行したことを明らかにした。
元職員の米国旅券は米政府によって失効しており、滞在先のモスクワから動けない原因の一つになっている。同NGOによると、「旅券」は難民などを対象にしたもので、元職員の亡命受け入れを表明したベネズエラなど約150カ国で利用実績がある。
ただ、元職員の手には渡っておらず、過去の亡命事件などで旅券と認められなかったケースもあるため、利用できるかは不明。同NGOのデビット・ギャロップ代表は「人権が極めて制限されている状況から救う目的で発行した」と話している。
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朝日新聞国際報道部